No. 2
No.1
学名:Pachydiscus
通称:パキ
直径:約50cm
重量:約90kg
(背面の母岩を含む)
産出地:三笠市幾春別桂沢,幾春別川上流域、林道基点より数百メター地点
修復痕:有り
コメント:通例、大型化石は単体で、川床で発見され、「川擦れ」等の自然の
影響を受けている例が多いです。この「石」は巨大な「母岩」の中に入ってい
て、外殻」の保存状態が大変良好です。欠点としては母岩そのものが二つに割れ
ていて「化石」を取り出した後、接合して修復した点です。これだけの「大物」
が、すっぽりと母岩の中に入ったまま、原形がほとんど損なわれずに発見される
のは稀な例と言えます。写真中央の「線」のようなものは「気室」と「住房」の境目です。
「住房」が化石になっていく過程で外圧を受けて若干扁平になったわけです
RENEWAL第5版
展示品は一部を除き、販売しております。気に入った品
がありましたら照会してください。
側面の写真
背面にノジュウル(母岩)を残して
仕上げてある。このノジュールは不
要のように見えるが、この化石が保
存されてきた状態を示している。
学名:Pachydiscus
通称:パキ
直径:約45cm
重量:約48kg
産出地:三笠市幾春別桂沢,菊面沢中流域左支沢山頂部林道脇
崖の土中より
修復:無
コメント:出土したものを、そのまま土を落とししてクリーニング(余分
な岩石を除く)したものです。修復は一切有りません。惜しまれる
のは「外殻」が川擦れを受けており、一部が欠落している点です。
この[石」の自慢は「巻き」が非常に美しく、パキの特徴が良く出て
いる点です。良く見られる三笠産とは異なり「濃い栗色」を呈してい
る。
三笠産について言えば、この「濃い栗色」を呈したものは化石の質
が大変良いことを示している。一般に三笠産の化石は「石離れ」に
難があり、クリーニングに苦労し、タガネ痕がつきやすいが、この化
石のような色をしたものはクリーニング作業も比較的に楽で、綺麗
に仕上がる。
No.3
学名:Eupachydiscus
通称:ユウパキ
直径:約40cm
重量:約31kg
産出地:三笠市幾春別桂沢、幾春別川上流、ホロモイ沢中流域
修復痕:無し
コメント:No.2と同様に修復痕はありませんが、川擦れの作用と、外圧を受けていて、
丸いはずの原形に欠落箇所があるということです。ですが「渦巻き」が大変綺麗に出て
おり、スーチャライン(縫合線)も面白い「線」を見せています。学術標本として
も注目される一品ではないでしょうか。「石」の保存状態は良好で三笠産特有
の黒っぽい色を呈している。